気候

 
気候

Phoenixの気候について

PhoenixはSalt River Valleyのほぼ中央に位置し、楕円形をした広大な平野である。Salt Riverは上流のダムに水が貯えられることもあって、普段は水がない。気候は乾燥し雨の少ない砂漠気候特有の物である。夏場の日中温度は非常に高いが、冬場の日中は温暖で過ごしやすい。また冬の夜間の気温は氷点下になることもある。

日中は殆ど晴れで年間を通して86%が晴天となる。夏場6月の94%を最高として12月〜1月でも78%を数える。

表1 月別日中最高気温(℃)

雨の少ないPhoenixにあっても、雨期と呼べる時期が二度ある。一つは11月〜3月にかけて平洋の台風の影響を受けやすい時期である。ただしそれとは裏腹に、この期間でも一ヶ月以上雨の降らないこともある。また雪はPhoenixではめったに降らないが、Salt River Valleyを囲む山岳地帯では雪がぱらつくことも珍しくない。二度目の雨期は7月〜8月にかけてであり、特に夕方、メキシコ湾の湿気を伴う雷雨に見舞われる。この時期をモンスーン・シーズンと呼んだりもする。

表2 月別降水量(mm)


 
降雨
最高気温
 
東京
Phoenix
東京 (C)
Phoenix (C)
1月
52
17
5.2
18.8
2月
65
17
5.6
21.6
3月
110
22
8.5
24.2
4月
127
6
14.1
29.2
5月
150
3
18.6
34.2
6月
185
3
21.7
39.7
7月
150
21
25.2
41.1
8月
167
24
27.1
39.8
9月
196
22
23.2
36.8
10月
182
17
17.6
32.1
11月
103
17
12.6
23.8
12月
56
25
7.9
19.0

 

モンスーンについて

National Weather Service Forecast Officeによると、モンスーンの定義の正しくは「季節毎に風向きの変わる風」だそうである。その季節毎の風向きの変化が湿気を運び、結果として夕立や雷雨を招く。モンスーンが終わると再び風向きは変わり、逆に乾いた空気をもたらすことになる。

Phoenixの位置するアメリカの南西部は一年の大半は西〜北西風が吹くが、夏には南〜南西風へと風向きを変え太平洋(カリフォルニア湾及びメキシコ湾)の湿気を運び込む。 そして山岳地形による湿った空気の上昇と日中の日射による相乗効果により雷雨がもたらされる。

Arizonaの典型的なモンスーン・シーズンにおいては、まず午後の早い時間に山岳地帯で雷雨が発生する。雷雨によって冷却された空気が標高の高い地域から砂漠地帯まで降りてくる。この冷たい空気が寒冷前線のごとく暖かく湿った砂漠の空気を持ち上げ、Phoenixに雷雨をもたらすのである。従って標高の高い地域では昼過ぎ〜夕方にかけての雷雨となるが、標高の低いPhoenixでは夕方〜夜にかけてが多い。

Phoenixでは一般にDew Point(結露点)が55F(13℃)以上の日が3日間続くとモンスーンの始まりとしており、始まりが7月7日、終わりが9月13日というのが平均的なモンスーン・シーズンである。

 

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